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"四十七万円を母に送った夫への逆襲" 第19話

「お義父さんの言う通りだ。俺が違っていた」

たったそれだけの言葉だが、彼のようなにとっては絞りすのも難しかっただろう。

だが私はすぐにんだりはしない。

単刀直入に言った。

「おを返して」

は俯いた。

策にってるが、わないんだ」

彼は絞りすように言う。

「取りてがきつくて、頼む。もうをくれないか」

私は彼を見た。

の私なら「頼む」という言葉にほだされていただろう。

だが今の私はっている。

の繰り返しが待っているだけなら、その言葉に何の価値もないことを。

私は端に言った。

が欲しいなら条件があるわ」

彼は顔をげ、すがりつくような目をした。

「どんな条件だ?言ってくれ」

私が答えるより先に、体のに妙な覚がった。

軽い吐き気。

すぐに収まったが、私は眉をひそめた。

疲れやすく、胸も張り、事も規則だった。

精神なストレスだとっていた。

しかしその瞬、ある考えがをよぎった。

私はがり、洗面所へ向かった。

細々したものをれている棚をけた。

まだ使用期限の切れていない、妊娠検査薬を取りす。

は落ち着いていたが、臓の鼓が変わり始めた。

待っている10分は、1つの午を過ごすほどじられた。

2本の赤い線を見たの力が抜けた。

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怖いわけではない。

というものは、として全ての計画を1から練り直さなければならないような来事を突きつけてくるものだからだ。

私は居て、を見た。

私の顔が変わっているのを見て、彼は勢いよくがった。

「どうしたんだ?」

私は検査薬を渡さず、ただとてもゆっくりと言った。

「妊娠したわ」

は自分のを疑うように目を見き、そして目が潤んだ。

「本当?本当か?」

私は頷いた。

彼の目にびのり、私を抱きしめようとづいてきた。

私は半歩ろへがった。

残酷になりたいわけではない。

ただ彼に理解して欲しかったのだ。

子供ができたからと言って、全ての過ちが帳消しになるわけではないということ。

「よく聞いて」

私は言った。

「お腹に子供がいるから、今すぐ法廷に引っ張りして揉め事を起こし、この子に悪響を与えたくない」

彼を見つめる。

「全てを止してもいいわ」

条件を突きつける。

「でもそれは、私の条件に完全に同しただけよ」

唾をみ込んだ。

「言ってくれ。何でも聞くから」

私はを取りした。

机に座って、議事録を作るように1項目ずつき始めた。

『子供のために、旦法措置を保留する。ただし、この250万円は彼個の債務として債務再編し、証拠を固めるのが先決だ。』

「第に」

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私は彼を見る。

「あなたが無断で送した250万円は、私に対するあなた個の借とする」

さらに続ける。

「24ヶの分割で、毎指定のに支払うことを誓約し、遅延したは私と弁護士が定めた利を適用する」

は何か言いかけたが、私はで制した。

「第に」

私は彼を睨む。

「今からあなたの与は、妊娠と今の子育ての費用を管理するため、私が管理する共同座に振り込むこと」

条件をねる。

「あなたには常識な範囲のお遣いを渡すわ。あなたが好き勝できる3万円じゃなく、確な限のあるおよ」

彼は顔面を蒼にした。

「それじゃ俺はまるで……」

私は彼を真っ直ぐに見た。

「責任を取ると同じよね」

私は言い放つ。

「あなたは自分で信用を失ったの。信用を取り戻したいなら制度に従いなさい」

私はさらにき続けた。

「第に」

にペンをらせる。

「私の同なしに、報や暗証番号を持ちしたり、私の財産に触れたりしてはならない」

彼に警告する。

「もし破れば、法段にるわ。2度目はない」

私はペンを置き、を彼の方へ押しやった。

「サインして」

は、自分が望んでいた夫としての権力への扉が閉ざされるのを見つめるように、そのを見ろしていた。

彼はく座り込んでいたが、私は急かさなかった。

ただ背筋を伸ばし、そっとお腹にを当てた。

そこにあるさな命が、私にさらなる覚悟を求めていた。

ついに彼はペンを取り、震えるでサインした。

き終えると、彼はろしたように息を吐いた。

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