"四十七万円を母に送った夫への逆襲" 第31話
義母はまだ膝をついていたが、私は助け起こさなかった。
同する価値のない座もある。
私が必としているのは根本な解決であり、涙ではないのだ。
最に、私の決が揺るがないことを彼らに伝えるために、こう言い渡した。
「これからは全て法律に則ってめます」
私はきっぱりと言う。
「違ったことをしたが代償を払う。2度と族という言葉を使って、私に免罪符を求めないでください」
みおはその、1週ほど入院した。
その、私はいお茶と粥だけで過ごし、議に内なる志の力だけでっていた。
子供が息をしているのを見るだけで、はまだきる価値があるとえる。
母親としての志だ。
泣くことも減り、ただ子供のそばに座って医師の指示を聞き、薬のや数値を記録した。
夜になればプラスチックの子で仮眠を取り、肩はのように張った。
みおの容態が定し、医師の許がた。
医師は押しした。
「タバコの煙やたいは避けてください」
医師は注する。
「絶対に勝な判断でたい葉っぱを胸に貼ったり、民療法をしたりしないように」
その言葉を聞いて、私はし元が苦くなった。
として当然分かっているべきことを、結局は医師が科学と事実に基づいて代弁してくれたのだ。
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私は退院、すぐには分譲宅へ戻らなかった。
みおを連れて自分の実へ帰った。
母が魚と野菜で煮込んでくれた温かいお粥は、べるだけで涙がそうになるほど美しかった。
父は縁側に座り、うちわでを送りながら言だけ言った。
「おはゆっくり休んでいなさい」
父は優しく言う。
「のことは、お父さんとお母さんで対処するから」
から何度も話があったが、私はなかった。
義母からの話も無した。
もうりで炎が燃えがるようなことはない。
ただ、彼らが私と子供の呼吸の輪に入り込む権利はもうないのだと、はっきりとじていた。
2。
の会社側からきがあった。
私の予通り、彼は内部調査に呼ばれた。
類の確認がわれ、いくつかの決済権を止された。
同僚は噂し、取引先は警戒し、も融資の枠を厳格にした。
親孝。いや、派な隠れ蓑で隠蔽されてきたものが、のに晒されたのだ。
会社では座の履歴は消せないし、涙で子便の記録は消えない。
は私の実までやってきた。
のにち、目は落ち窪み、患いをした病のような掠れた声で言った。
「みさき、俺が悪かった」
彼はすがるように言う。
「子供に会わせてくれ。お願いだ」
私はみおを抱きかかえ、の隙から彼を見た。
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みおは入院とは違って顔も良く、静かに眠っていた。
私は平然と答えた。
「子供に会いたいなら、まず正しい続きを踏みなさい」
彼をたく見る。
「父親の役割は、子供を危険にさらすことじゃないわ」
彼は唾をみ込んだ。
「を入れ替える」
彼は懇願する。
「借も返すし、君の言う通りにするから」
私は軽く頷いた。
「言うだけなら誰でもできるわ」
扉を閉めようとする。
「で示しなさい」
その、弁護士が私の実に来てくれた。
私は準備していた全ての類を渡した。
借の誓約、取引記録、通話記録、みおの入院記録。
「そして、私が自分のスマホで撮った画よ」
私は説する。
「お義母さんが玄関を塞いでかせないとなり、あなたが話で『にしろ』と言った部始終が、ここに記録されているわ」
愚痴をこぼすことはせず、ただ言だけ伝えた。
「親権と子供の絶対な全を確保したいです」
最初の調は、それからもなくわれた。
は義母を連れてきていた。
義母にも玄関を塞いでいたのような威圧はない。
なを着て、をもじもじと揉みわせていた。
が、それでも彼女は昔からの理屈にすがろうとした。
「夫婦のに子供もいるのに、どうしてこんなげさにするんですか?」
義母は調委員に訴える。
「ので話しえば済むことでしょう」
私は彼女を見て、定の声で言った。
「ので話しえば済むと言うなら、誰かこの問いに答えてください」
私は義母を見据える。