"屋根裏の義父と亡き姑に憑かれた愛人" 第7話
私はりで写真を持つを震わせた。
「何にせよ、私のことを裏切っていたことには変わりないわね」
私は唇を噛み締め、決した。
「こんな裏切りなんて、絶対に許せない」
正直、夫とは今すぐにでも婚したいとも考えた。
だが、義父が末期がんで辛い闘病だ。
今私が太と婚してをたら、義父は病と孤独に1で戦わないといけないのでは。
あの酷な太が、義父の面倒を見るとは到底えない。
その最悪の能性を考えると、今は義父の病を優先するべきだ。
自分の婚は回しにした方がいいだろう、と私は判断した。
私は病でリンゴを剥きながら、義父に優しく声をかけた。
「お父さん、体調はどうですか?」
義父はベッドので、しだけ微笑んで答えた。
「今はまだ調子がいい方だよ。配ばかりかけてごめんね」
私は首を横に振り、笑顔を作った。
「いえ、丈夫ですよ」
義父の様子を毎観察すると、まだ本格な介護までは必なさそうだ。
しかし、医師から余命宣告をされているぐらいなので、いつ体調が急変するかわからない。
その恐ろしいに備えて、私はなるべく義父と緒にいて支えたいと考えていた。
方で、夫の太は休のたびにかけていた。
「きこちゃん、太さんこっちだよ」
「またやってるよ、本当によくやるわね」
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探偵からの追加報告によると、夫の方は相変わらず浮気相のきこちゃんにの様子だ。
興信所の詳細な調査でも、私がで直接目撃するのであっても。
どんどん浮気の々しい報や証拠が増えていき、私はもはや呆れるばかりだ。
私はため息をつき、病の窓のを見た。
「あーあ、お父さんのことは太には絶対に任せられないわね」
夫に対してのも信用も完全にゼロになり、夫がで浮気している。
私は1で義父を見い、病していたのであった。
だが、それから数週のあるの夜。
私が自宅で休んでいると、仕事の方で規模なシステムトラブルが発した。
司から直接スマホに連絡を受け、緊急対応が必になったので今すぐ来てほしいとのことだった。
義父のことは常に配だったが、話越しの司の切羽詰まっている雰囲気もあった。
よほどの刻なシステムダウンなのだろう。
そうったので、私は急いで着替えて職へと向かった。
夜の職に着くと、司や同僚が血相を変えてバタバタと作業をしている姿を確認した。
私はすぐに司のデスクに向かい、状況を確認した。
司の指示を仰ぎながら、私も自分のパソコンのに座り、仕事に入り復旧作業をめていた。
ったよりもバグの対応が難しいものではあった。
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しかし、徹夜でみんなで協力した結果、なんとか無事に対応が完した。
空がみ始めた頃、ようやく帰宅できることになった。
私はい体を伸ばし、きく伸びをした。
「もうすっかり遅くなってしまったな……」
仕事が終わり、タクシーでに着いたにはすでに夜(朝)になっていた。
私は義父を起こさないように、静かに鍵を回して解錠した。
そっとドアをけ、音をてないようにのに入った。
私は疲労困憊で、目をこすりながら階段を見げた。
「このままゆっくりと2階の寝に向かって、今晩はんだように休もう」
そうって、2階の寝の扉をけようとしたのだが。
暗がりから、突然私の名を呼ぶ声がした。
「真美さん、こっちに来なさい」
私は臓がびるかとい、振り返った。
「えっ?お父さん、どうしたんですか?」
義父は鬼気迫る表で、私のを塞ぐような仕をした。
「静かに」
義父がこんな夜にまだ起きていたことにも驚いた。
だが、義父に無言で腕を引かれ、連れて来られた所もまた驚いた。
なぜなら、そこは今は物置きとして使っている、埃を被った根裏部だったからだ。
私は根裏部へと力く引きずり込まれ、義父はその扉さえも内側から鍵をかけて閉めてしまったからだ。
私はパニックになり、震える声で尋ねた。
「お、お父さん、体どうしたんですか?」
義父はにをつけ、私を鋭い目で見げた。
「を澄ませて、の音を聞いてみろ」