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"流産した義弟嫁を大雪の物置に閉じ込めた義家族の末路" 第3話

彼は忌々しそうにさくため息をついた。

「俺も社会になってからは、必限しかあのたちとは関わってないんだ」

彼ははっきりと、族に対する拒絶をにした。

「根本に気がわないんだ」

私は彼の複雑な気持ちを理解しつつも、世な考えを伝えた。

「でも族なんだから、結婚の挨拶だけはきちんとした方がいいわよね」

彼はし悩むような素振りを見せた、渋々といった様子で頷いた。

「ああ、でも結婚もあいつらとはあまり関わらなくていいから」

彼は私に余計な苦労をかけまいと気遣うように言った。

「とりあえず、形式に会うだけ会ってみてほしい」

こうして私と夫は、気がいまま義実へ向かうことになった。

義実は敷こそ広いものの、入れが全くされていない古いだった。

私たちは緊張しながら引き戸の玄関をくぐり、ホコリっぽい匂いのする居へと通された。

暗い居には義父と義母、そして無職の義弟である也がだらしなく勢揃いしていた。

誠也は私をかばうように半歩ち、緊張した面持ちで族に声をかけた。

「父さん、母さん、也」

彼は私をのひらで丁寧にしめした。

「これが俺の婚約者の、子さんだ」

彼は両親の目をまっすぐに見つめ、はっきりと宣言した。

「俺たち、結婚したいとってる」

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すると、義父は元の赤ペンを握ったまま競馬聞を眺め、顔もげずに言った。

「おお、そうか」

義父は私を見ようともせず、面倒くさそうに言葉を投げ捨てた。

「おたちの好きにすればいいんじゃないか」

続けて、ソファに寝そべっていた義弟の也がいた。

「へえ」

也は私たちを値踏みするようにからへとねっとりとした線をわせた。

「兄貴、結婚するの?そりゃめでたいね」

私は也の姿を目の当たりにして、で激しく驚愕していた。

普通、族が結婚相を連れてくるという切ななら、それなりになりをえるものではないだろうか。

しかし、目のにいる也は、ヨレヨレの汚いスウェット姿だった。

彼の茶髪は洗っていないかのように汚く伸び切り、ボサボサに乱れていた。

私は彼から、社会としての常識が完全に欠如しているという、かなりだらしない印象を受けた。

次に沈黙を破っていたのは義母だった。

彼女は私の着ているや持っているバッグをじろじろと見つめた。

子さんって言ったっけ?」

義母は獲物を探るような、いやらしい目つきをした。

「お仕事は、何をしてるの?」

私はを隠し、背筋を伸ばして丁寧に答えた。

「えっと、S産というところに勤めています」

私が自分の会社の名にした、まさにその瞬だった。

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それまで無関だった義父母の顔が、突然パッとるく変わったのだ。

義母はを乗りし、興奮したように声を弾ませた。

「S産って、この辺りでは1番名な、あのじゃない?」

義父も慌てて競馬聞をテーブルに放り投げ、を乗りしてきた。

「そうだ。くの駅の入りにある、あの派な舗も、S産で扱ってるんでしょ?」

私は彼らの急激な態度の変化に戸惑いながらも、静かに頷いた。

「ええ、確かにあの物件は弊社で扱っていますが」

私はその物件の現の状況をしながら説した。

「あそこは元々、元で気のさんが入っていた所でして」

私は産業者としての記憶をたどった。

「最、そのおが駅の反対側に移転したことで、ちょうど空きテナントになったばかりだったんです」

そこへ義父が、待ち構えていたかのように畳みかけるように言った。

「実はな、あの空きテナントをずっと狙っていたんだ」

義父は自分たちの経営する喫茶満を、堰を切ったように漏らした。

「俺たちの今の喫茶は、裏で通りがいまいちの所にあってな」

彼はげさにため息をついて見せた。

「なかなか規の客が入らないから、もっと目所に移転しようかと考えていたところなんだ」

私はで、い違と嫌悪を覚えていた。

は私たちの結婚の挨拶のはずなのに、なぜ初対面の私にこんな図々しい仕事の話を持ちかけてきているのだろう。

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