"「3人まとめて連れてけ」と年商1200万円の妻" 第8話
そして次の、みよ子は私から仕事そのものを取りげにかかる。
103の曜、私はを取った。
みよ子の定期受診のだった。
浦央病院まではで20分、9の受付ににうように815分にをる。
るに診察券と保険証とお薬帳とゆいのノートを鞄に入れる。
4つのうち3つは私が用して、1つはゆいがの晩に玄関に置いておく。
この分担もいつのにか決まっていた。
助席のみよ子は、をてから病院の駐に着くまでずっと隣のの話をしていた。
みよ子がを見ながら言った。
「あそこの奥さん、またしい買ったのよ。うちのお父さんがきてたらなんて言うかしらね」
私は相槌を打つ。
「そうですか」
みよ子はサンバイザーをろして、鏡でを確かめた。
「あんたもたまにはのこと気にしなさいよ。うちのは古いんだから」
内科の待は混んでいた。
番号が呼ばれるまで1くかかった。
みよ子は待つのが嫌いだ。
15分おきにみよ子が私を突っつく。
「まだなの」
私は番号掲示板を見て答える。
「あと5です」
それを4回繰り返した。
その1で、私は携帯から取引先へ2本の返信をいた。
運送会社のごとの資料の締め切りが翌週で、設計事務所からは請求の宛名を直してほしいという連絡が来ていた。
隣のみよ子が私の画面を覗き込んだ。
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「病院でまで仕事」
私は急いで携帯をしまった。
「すみません」
を取ってきているのはこちらだということは言わなかった。
診察の先は55歳で、7からみよ子を診ている。
先がカルテを見た。
「牧さん、調子はどうですか?」
みよ子が澄ました顔で答える。
「まあまあです」
先は画面から目をしてこちらへ子を回した。
「血圧の記録、見せてもらえますか?」
みよ子が鞄からノートをした。
ゆいのノートだ。
表の「おばあちゃんの血圧」という鉛の字は、診察の度に先の机に乗る。
先はページをめくった。
「よく記録してくださっていますね。この21も抜けていない」
みよ子は子ので背筋を伸ばした。
「ええ、まあ」
先がしたように言った。
「毎朝の同じに測れているのがいいんです。これがあると、薬の量を決めるに助かるんですよ」
みよ子が尋ねた。
「どうですか?」
先はノートの数字を指でたどった。
「が130から140ので落ち着いていますね。この調子でいきましょう。薬も今のままで」
私は横で黙って聞いていた。
このノートをいているのが10歳の子供だとは、先はらない。
みよ子は言わない。
私も言わなかった。
言えばみよ子が嫌を損ねる。
孫に世話をしてもらっていいとで認めるのが、このは嫌なのだ。
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だから黙っていた。
その黙っていたことは、4ヶにもう度私のに戻ってくる。
帰りのでみよ子は嫌だった。
みよ子が笑顔で話しかけてきた。
「先も褒めてたわね。私、自分の体は自分で管理してるから」
私は運転しながら相槌を打った。
「そうですね」
信号で止まると、みよ子は窓ののを眺めた。
「あんたも見習いなさいよ。夜まで起きてるでしょう」
1018の曜、その話が本題になった。
夕飯の、かずやがテレビを消した。
テレビを消すのはかずやにとって話があるという図だ。
かずやが私に向かって切りした。
「えみ、あのパソコンの仕事、そろそろやめたらどうだ?」
私は片付けのを止めた。
「なぜですか?」
かずやはリモコンをテーブルに置いた。
「なぜって、母さんが困ってるんだよ」
みよ子が横から続けた。
「あんたが夜に起きてるから。のが追いつかないのよ。私はもうなんだから夜は静かにしてほしいの」
納戸は廊の突き当たりで、みよ子の部とは反対側にある。
それを言ってもがないことは分かっていた。
みよ子がさらに言葉をねた。
「それにあの部ね」
みよ子はそこで1番言いたかったことをした。
「私の荷物置くところがなくて困ってるのよ。あそこ空けてちょうだい」
私はみよ子の顔を見た。
「納戸ですか?」
みよ子は当然のように頷いた。
「そう、物置きにするの。元々物置きなんだから当たりでしょ」
私は湯呑みからをしてはっきりと言った。