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"親族席から消された母と24年目の離縁" 第15話

私は切のを交えずに告げた。

縁にしないなら、庭裁判所で調を起こすだけよ」

私はさらに事実を突きつけた。

「そうなれば、お嫁さんのご両親にも裁判所へ来ていただくことになるわね」

ゆうとがさく鳴のような声をあげた。

「それだけは勘弁してくれ。嫁の親に、俺たちが嘘をついていたことがバレてしまう」

私は彼に向かって徹に言い放った。

「もうバレているわよ。弁護士からの類には全ての事実がかれているのだから」

私はに通話を切り、スマートフォンを置いた。

これで彼らが必に築きげた嘘のは、完全に崩壊した。

私を異常者扱いして式から排除したという事実は、彼ら自の首を絞める鎖となったのだ。

には再びテレビのバラエティ番組の笑い声だけが、空々しく響いている。

かず彦はソファのさく丸まり、を抱えて震えていた。

その、今度はかず彦のスマートフォンがけたたましい着信音を鳴らした。

画面に表示された名に、かず彦は弾かれたように顔をげた。

そこにっていたのは、ゆうとのしい妻の父親の名だった。

おそらくゆうとので起きた騒ぎを聞きつけて、事実確認の話をかけてきたのだ。

「けい子、頼む。お話にて、全部誤解だったと言ってくれ」

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かず彦はいつくばるようにして、私にすがりついてきた。

その目は完全に怯えきり、プライドのかけらも残っていない。

私はそのたく振り払い、静かに彼を見ろした。

「自分でついた嘘でしょう。最まで派な父親を演じ切りなさい」

着信音は鳴り止むことなく、まるで刑執図のように部に響き渡っていた。

着信音は、まるで警報のように居に鳴り響いていた。

かず彦は震えるでスマートフォンを握りしめ、私を睨みつけた。

私が助け舟をさないと悟ると、彼は覚悟を決めたように通話ボタンを押した。

「あ、志さんですか。休の朝に申し訳ありません」

彼の声は先ほどの怯えが嘘のように、取り繕った穏やかなものに変わっていた。

「ええ、はい。実は妻の精神状態がさらに悪化してしまいまして」

彼は私の目ので、平然としい嘘をにし始めた。

「被害妄がひどく、勝に弁護士を名乗る怪しい面を送り付けてしまったんです」

かず彦は額の汗を拭いながら、さらに言葉をねる。

「おの件も全て彼女の妄です。私が責任を持って対処しますから」

彼はひたすらげ、話の向こうのを必になだめようとしている。

分ほど弁解を続け、ようやく通話を終えると、かず彦はきく息を吐きした。

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そして、獲物を追い詰めたような歪んだ笑みを浮かべて、私に向き直った。

「聞いたか。あちらのご両親は、俺の言葉を信じてくれたぞ」

彼はがり、私を見ろした。

「おがいくら騒いでも、世は俺の方を信用するんだよ」

彼はに落ちた内容証郵便をで蹴りのけ、ソファにふんぞり返った。

「弁護士に泣きつけば勝てるとったか。甘いんだよ」

彼は勝利を確信したように、私を嘲笑った。

「俺が、妻はノイローゼだと証言すれば、その類は何の法効力も持たなくなる」

かず彦はさらに脅しをかけてきた。

に役所へって、おが勝に持ちした通帳の紛失届をしてやる」

彼は満げにを鳴らした。

「そうすれば座は凍結されて、お銭も引きせなくなるんだ」

彼はまだ自分が計の実権と社会な信用を握っていると、信じ込んでいるのだ。

私はその滑稽な脅しを、ただ静かに聞いていた。

彼が今にした言葉の全てが、私のエプロンのポケットにあるボイスレコーダーに録音されているともらずに。

通帳の履歴も果物を送った伝票の控えも、すでに田先元にある。

彼が嘘をねて私を異常者扱いすればするほど、調での彼のは致命なものになっていくのだ。

「そう、あなたがそうしたいなら、に役所へけばいいわ」

私のあまりにも落ち着いた返答に、かず彦の顔から再び余裕が消えかけた。

そのに1台のが急する音が聞こえた。

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