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"雑炊を疑った息子とノロ陽性の判定" 第18話

た私の背を慌ただしい音が追いかけてきました。

「母さん、待ってくれよ。」

健太でした。

子の美咲さんを部に残し、私を追いかけてきたのでしょう。

私はち止まり、静かに振り返りました。

健太は息を切らしながら私のち塞がりました。

その顔には焦りと、そしてどこか甘えたようなが浮かんでいました。

「ごめん。俺完全に勘違いしてた。」

健太はげました。

「母さんの雑炊じゃなかったんだな。」

彼は軽くげました。

「美咲が急に倒れたからパニックになってて。」

健太は言い訳を始めました。

番疑いやすい母さんのせいだって言っちゃったんだ。」

健太はけない顔をしました。

「本当に悪かったよ。」

私は健太のそのっぺらい謝罪を聞いて、の何かが完全にえ切るのをじました。

彼はまだ何も分かっていません。

自分がどれほど私を傷つけたのか。

私の30の誇りをどれほど無惨に踏みにじったのか。

彼にとっての謝罪とは、ただ勘違いでした、ごめんなさい、で済む程度のものなのです。

「悪かったよ、で済むとっているの。」

私の静かな声に、健太はビクッと肩を揺らしました。

「だってしょうがないだろう。」

健太は反論しました。

「俺だってみ咲が配で余裕がなかったんだよ。」

私は彼の目を真っ直ぐに見据えました。

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配なら事実を確認しなさい。」

私は厳しい声で言いました。

「あなたは事実を見るにいる私を犯に仕げて、自分をさせたかっただけでしょう。」

健太は言葉に詰まり、線を泳がせました。

私は30いを込めて、たく言い放ちました。

「健太、あなたは昔からそうだったわね。」

私は過の記憶を呼び起こしました。

から帰ってもを洗うのはいつも適当。鹸も使わずで濡らすだけ。」

健太の顔がさらに青ざめました。

「私が何度注しても、男なんだから細かいこと気にするなよ、って笑っていたわね。」

私は彼を責めてました。

「そのあなたの雑な洗いが、今回美咲さんやの患者さんを苦しめたのよ。」

健太は何も言い返すことができませんでした。

自分のの怠が取り返しのつかない事態を引き起こしたという事実から、もう逃げることはできません。

私はハンドバッグをけ、1冊の通帳を取りしました。

で解約し、私自座に移し替えたばかりの、しい通帳です。

「これなんだかわかる。」

私は通帳の表を健太の目のに突きつけました。

「孫がまれたらお祝いに渡そうとって、私がセンターで働きながらしずつ貯めていたおよ。」

私は言葉を区切りました。

「ちょうど100万円入っていたわ。

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健太の目の瞬だけ変わりました。

「個代、11万5000円かかるって言っていたわね。」

私は彼に突きつけました。

「退院のに私に払えって。」

健太は気まずそうに目を逸らしました。

「昨って、この積みてを全て解約してきたの。」

私は淡々と言いました。

「全額私自の老座に移し替えたわ。」

健太は驚きました。

「え。」

健太がの抜けた声をげました。

「ちょっと待ってよ母さん。」

健太は慌てました。

「それは話が違うだろう。」

私は酷に突き放しました。

「何が違うの。」

私は彼を睨みつけました。

「私はあなたのサンドバッグでも都のいい財布でもないわ。」

私は最に言い放ちました。

「自分の族の責任は自分で取りなさい。」

私は通帳をハンドバッグにしまい、健太に背を向けました。

「待ってよ。」

健太は呼び止めました。

「俺が悪かったって言ってるじゃないか、母さん。」

健太の声が廊に響きましたが、私は度と振り返りませんでした。

エレベーターのボタンを押し、いた扉のへと歩みをめます。

同じ頃、誰もいなくなったカンファレンスルームで、美咲さんは1子ので泣いていました。

それはウイルスの苦しみから来る涙ではありません。

自分の恥ずかしさと、取り返しのつかない悔から来る涙でした。

お義母さんのは荒れていて潔だ。

そうっていた私のは、何千もの子どもたちを毒から守るために消毒液で荒れ果てた、誇りでした。

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