みかん小説
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"ドアの黄色の付箋" 第8話

(ありがとう、お義母さん。私を社会に殺すための『台』を、わざわざ自分から用してくれるなんて)

私は布団ので、神弁護士と警察の担当刑事にメッセージを送った。

『今週末、で決着をつけます。準備をお願いします』

反撃のカウントダウンは、ゼロになろうとしていた。

の夜。親族が集まる「獄の夕会」まで、あと

リビングでは、修と美代子がの準備に精をしていた。 私のクレジットカードを勝に使い、級寿司のやオードブルを配し、ワイングラスを磨いている。私を社会に抹殺し、このを奪うためのパーティーだというのに、の様子はまるで祝勝会の夜祭だった。

「修、親族用の資料はまとまったの?」

美代子がウキウキとした声で尋ねる。

「ああ、バッチリだよおふくろ。理がここ数ヶで起こした“異常”のメモと、療内科のパンフレット、それに制度の申請類だ。、みんなので理にサインさせる」

「ふふ、楽しみだわぁ。理さん、今夜も部しく伏せってるし、完全に毒が回って抵抗する気力もないみたいね」

は笑いいながら、乾杯の予演習のようにグラスを鳴らした。

その頃、私は寝の布団ので、スマートフォンの画面を最限の量にして見つめていた。

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画面には、神弁護士から届いたばかりの最のPDFファイルが表示されていた。

『【確定診断・分析報告】 検体:サプリメントカプセルおよび回収液体(スープ) 検成分:劇薬に指定される未承認精神鎮静剤、および度の催眠導入成分。致量には至らないものの、継続用により刻な枢神経障害を引き起こすものと認められる』

な鑑定関の捺印がされた、紛れもない「毒物投与」の証拠。

さらに、神弁護士からのメッセージが続く。

田さん、所轄の警察署の刑事課と協議がいました。の1830分、ご自宅周辺に捜査員4名が待します。図とともに踏み込むはずです』

完璧だった。 麻が作成してくれた毒理分析、隠しカメラが捉えた美代子の混入現、修の借発言と保険偽造の音声、そして警察の員。

反撃のためのすべてのピースが、寸分の狂いもなく噛みっていた。

カチャ。

のドアが静かにき、修が入ってきた。 私は慌ててスマホを枕のに隠し、目を閉じて浅い息を繰り返した。

修はベッドの脇にち、見ろすように私をじっと見つめていた。 そして、私の額にゆっくりとを伸ばし、乱れた髪を優しく撫でつけた。

「理……本当ににな。でもしてくれ。、みんなので君の『病気』を正式に認めてもらう。

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そうすれば、もう辛い仕事も、このを維持する圧からも解放されるんだから」

修のく穏やかな声。 そのに潜む、底なしの貪欲さと酷さ。

(解放されるのは、私じゃない。あなたたちよ)

私はでそう呟きながら、じろぎをして「ううん……」とさくうなされるフリをした。 修は満そうにを鳴らし、部った。

が静まり返ったのを見計らい、私は静かにベッドを抜けした。

リビングを通り抜け、玄関に向かう。 ドアの鍵を静かにけ、の廊た。

ドアの属面には、今美代子が貼り付けた、あの黄い付箋が残っていた。

『来ましたがお留守でした。お体には気をつけて』

灯のに照らされる、鮮やかな黄。 このさな切れ枚に、どれほど歪んだ図と殺が込められていたことか。

私は指先でその付箋を静かに剥がした。 そして、ポケットからしておいたしいUSBメモリの側面に、その黄い付箋をさく折りたたんで貼り付けた。

このUSBのには、彼らの罪のすべてが詰まっている。 彼らが私を追い詰めるために使った「黄」は、、彼ら自の首を絞める絞首縄となるのだ。

の主役は、あなたたちよ」

私は夜の廊で静かに微笑み、付箋を貼ったUSBをく握りしめた。

で、最の幕ががろうとしていた。

章:完璧な獄絵図

の午

の広いリビングは、気と料理の匂いで充満していた。 集まったのは、修の叔父夫婦や従兄弟など、親族

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