"屋根裏の義父と亡き姑に憑かれた愛人" 第11話
私はゾッとしながら、の姿を憐れんだ。
「ここまでんだ義母に体を乗っ取られ取り憑かれてしまったなんて、もれだな」
そう考えると、のこともしだけ気の毒にじてしまう。
ただ、自は目当てで元夫にづいていたことも、義父は気づいていたようで。
『あんな女に同する必はない』ということも、にはっきりといてくれていた。
それから、さらに5のが経過した。
私は義父の命に、を持って静かにお墓参りにった。
そこで偶然、墓の入れをしていた元夫の親族の叔父と会い、挨拶をすると。
自然と、あのの元夫の話になったのだが。
叔父はため息をつきながら、語り始めた。
「葬式の、京子さんだったかな?裕子さんに取り憑かれたように太のこと面倒見ると言ってたのに、自も全くおを持ってなかったみたいだよ」
私は驚いて尋ねた。
「えっと……じゃあ、文無しの2はどこで活してるんですか?」
叔父はくを見つめ、静かに答えた。
「原でダンボールハウスだよ」
私は息を呑んだ。
「ああ、そういうことですか」
5の葬式のの様子からしても、2はすでにまともな精神状態ではなかった。
そのままが流れ、おが尽きれば、ホームレスになるのも自然の流れということか。
私は、彼らが今の現状を嘆き、さぞ悔して泣き暮らしているのかといきや。
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叔父の話によると、そうでもなかったらしい。
叔父は首を横に振った。
「ただ、本は苦しい活をしている自覚が全くなかったようでな。ダンボールので、まるで豪邸で暮らしているかのように笑いをしてたんだ」
私はその異様な景を像し、顔をしかめた。
「え?それって、精神に丈夫なんですか?」
叔父は々しく頷いた。
「もちろん、丈夫じゃないさ。あのまま原に野放しにしていれば、いろんなに迷惑をかけるだろう。そんなことになってはいけないから、の親族と協力して、無理やり精神病院に入れる、方法はなかったよ」
私は胸を撫でろした。
「そうだったんですか。皆さん、対応が変だったんですね」
元夫を無理やり精神病院に入れるまでの、どれだけ親族は苦労したのだろうか。
きっと暴れたりして、筋縄ではいかなかったはずだ。
ただ、精神病院の閉鎖病棟に入った途端、元夫は現実を直したのか突如として発狂したとのこと。
また、完全に豹変したのはも同じのようで。
元夫と同じく、彼女も度の精神異常として精神病院に送られたのだそう。
私は空を見げ、く息を吐いた。
「今更、精神病院に入れたところで、完全に壊れた脳は元には戻らないとはう」
あの狂った2を相にしないといけない医師や護師は変だが。
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しでも、あの2から社会が被る被害がなくなってもらいたいものだ。
余談だが、義父が私に向けた最のので、こんなこともかれていた。
『真美さんのことは、くなったご両親がずっと背で守ってくれていた』と。
昔の凄惨な交通事故で、両親が盾になり私の命が助かったことを考えると。
その能性は分に考えられる。
しかし、7のあの夜、義父が私を根裏に引き込み逃がしてくれなかったら。
私が今、無事にここにいないことも考えられただろう。
そんなことを考えてみると、きっと両親だけでなく、義父だって私のことをずっと守ってくれているのでは。
その点について義父のから直接触れられることはなかったが、きっとそうに違いない。
私は墓にをわせ、目を閉じた。
国から私を見守ってくれている両親と義父の3をさせるためにも。
私はこれから、過にとらわれず、を向いて幸せなを歩んでいきたいとう。