"年収400万円の総務担当と6000万円の顧問契約" 第8話
私は淡に答えた。
「社、その問題を解決するのは私ではありません。しくを雇うか、部の専チームに頼むべきです」
彼はを乗りした。
「まさにそのために来たんだ。どこかおすすめの会社はないだろうか?」
私は彼の顔をじっと見た。
その目はとても誠実に見えた。
このは悪いではないのだ。
ただ、12問題が自然に解決される環境に慣れきってしまい、その問題を解決しているのが誰なのか1度も目を向けようとしなかっただけだ。
私は答えた。
「社でしたら、社おすすめの経営コンサルティング会社があります」
彼は目を輝かせた。
「どこかね?」
私ははっきりと伝えた。
「アークスコンサルティングという会社です」
彼は頷いた。
「分かった。すぐに担当者から連絡させてみよう」
そう言って、彼はちがった。
私は彼を呼び止めた。
「お待ちください」
彼は振り返った。
「うん?」
私は事実を伝えることにした。
「渡辺副社が、守秘義務契約を盾に私を脅そうとしました」
鈴社の顔が変わった。
私は続けた。
「彼が君に?たかが総務職に守秘義務だと?」
私は頷いた。
「メッセージでそう送ってきました。もう返信は済ませてあります。ただ、社にはこの事実をっておいていただきたくて」
鈴社は持っていたお茶のカップをドンと音をててテーブルに置いた。
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「佐藤さん、その件は私が責任を持って対処する」
彼が帰った、私はドアを閉め、パソコンの画面に目を戻した。
企画はもう半分以来がっていた。
ゆいが部からひょっこり顔をした。
「お母さん、今のおじさん誰?」
私は画面を見ながら答えた。
「の会社の社さん」
彼女は議そうに言った。
「なんだか、すごく申し訳なさそうな顔してたね」
私はを止めずに言った。
「当然でしょう」
アークスコンサルティングへの社は、翌週の曜と決まった。
私のためのデスクは、窓際の当たりの良い所に用されていた。
商事で与えられていた暗い隅の席とは違いだ。
さんに、チームのメンバーを紹介された。
40数名の社員の平均齢は30歳くらいだろうか。
私を見る彼らの表は様々だ。
好奇、丁寧な微笑み、そして隠しきれない探るような線。
43歳のしいパートナー。
ポニーテールの活な女性が、私のにみた。
「佐藤さん、初めまして。プロジェクトマネージャーの林学です」
彼女はるく言った。
「さんから、しい事業のちげをサポートするように言われています」
私は彼女を見た。
「林さん、よろしく。これまでオペレーション関連のコンサル案件を担当したことは?」
彼女ははきはきと答えた。
「はい。規模なものを2件ほど」
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私は頷いた。
「分かったわ。じゃあ、今の午3からミーティングしましょう。過の案件の報告も全部持ってきて」
林さんは瞬、ぽかんとした。
「え、今からですか?」
私は真顔で答えた。
「え、今からよ。午3」
会議には、事業部のメンバー5が集まっていた。
林さんのは、アナリストが2、UIデザイナーが1、そして営業が1。
私は15分で、この事業のロジックを説し終えた。
「私たちがやるのは伝統なコンサルティングじゃない。クライアントが問題を提示して、私たちが報告をす。そんな悠なものじゃないの」
私はメンバーの顔を見渡した。
「私たちがやるのは、クライアントの会社にオペレーションシステムそのものを構築してあげること。業務フロー、テンプレート、管理システム、マニュアル。納品するのは、すぐに使える仕組みそのものよ」
営業担当の若い男性がをあげた。
「佐藤さん、それって本当にがあるんでしょうか?僕がに売ってたコンサルプランは、報告だけもらっても現で実できないって言われることが番かったんですが」
私は彼の目を見た。
「だから言ったでしょう。私たちは報告を売るんじゃない。実そのものを売るの」
私は自分の経験を語った。
「私はの会社で12、8つの部署を横断して全てのフロー、ツール、SOPをこので構築してきた。
今からやるのは、その経験を標準化して製品にすることよ」
林さんはにメモを取っている。