"結婚初夜の義父不倫と20年目の毒殺計画" 第4話
私はわずの真んで声を漏らした。
「達也、嘘だろ……」
まさか。
達也は私の代からの親友だった。
昨の結婚式でも友代表のスピーチをしてくれた。
私がこの世で番信頼している男だったはずだ。
体どういうことだ。
妻と父の倫だけではなかったのか。
スマートフォンの画面を見つめる私のは、りとは別の得体のれない恐怖でガタガタと震え始めていた。
初の朝。
通勤ラッシュでごった返す駅の歩。
私はスマートフォンの画面を握りしめたまま、そのにち尽くしていた。
く々が怪訝な顔で私を避けていく。
だが、そんなことは全く気にならなかった。
のでな鳴りがガンガンと鳴り響いている。
達也。
代からの親友であり、現は証券会社でエリートとして働く男だ。
昨の披宴でも彼はマイクのにった。
「ひろしは昔から器用ですが、誰よりも優しく誠実な男です。さやかさん、どうかあいつを支えてやってください」
涙ぐみながら友代表のスピーチをしてくれた。
その言葉に私も、そして会がの涙を流したばかりだ。
だが、あのスピーチすらも私を嘲笑うための壮な予演習だったというのか。
妻と父の肉体関係だけでも正気を失いそうだった。
それに加えて、番信頼していた親友までが裏で繋がっていた。
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あまりの来事に吐き気を覚え、私はくの裏に駆け込んだ。
込みげるものを必にみ込んだ。
落ち着け。
ここで俺が取り乱せば奴らのう壺だ。
ハンカチで元を拭い、私はきく呼吸をした。
敵は。
妻のさやか、父の源蔵、そして親友の達也。
奴らが私をづるや隠れ蓑として利用しているのは違いない。
だが、その最終な目は何なのか。
私は真実を探るため、あえて危険な理戦に挑む決を固めた。
そのの夜。
私は仕事帰りに達也を駅の居酒に呼びした。
達也が笑顔で現れた。
「おうひろし、昨はお疲れさん」
仕事終わりの級スーツをスタイリッシュに着こなしている。
爽やかな笑顔だ。
いつも通りの頼りがいのある親友の顔だ。
達也は私のに座った。
「婚々、俺なんか呼びしていいのか?さては昨の夜、すぎで奥さんに逃げられたか」
冗談めかして笑う達也の顔を見つめた。
私は胸の奥で煮えくり返るような殺を覚えた。
だが、私はあえて沈黙を貫いた。
ただ静かに元にい笑みを貼り付けたまま、達也の目を見つめ返す。
達也はし議そうな顔をした。
「なんだよ、黙り込んじゃって。図か」
私はわざとらしくため息をついた。
静かにをいた。
「いや、さやかのことなんだけどさ。昨夜に誰かと話してたみたいなんだ。
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結婚式が終わった直なのに随分とに話してたから、男じゃないかってしでさ」
その瞬、ジョッキにをつけていた達也のきがピタリと止まった。
ほんの瞬だが、彼の瞳の奥にたい爬虫類のようながった。
私はそれを見逃さなかった。
だが、達也はすぐにいつもの爽やかな笑顔を作り直した。
達也は笑って言った。
「はは、お考えすぎだって。友達からの祝福LINEとかだろう」
彼は私の肩を軽く叩いた。
「おみたいな冴えない男があんな絶世の美女もらえたんだ、自信を持てよ。疑ってばかりいると器のさい男だって見捨てられるぞ」
親友を装いながら巧妙に私の自尊を削ってくる侮辱の言葉。
以の私なら、おの言う通りだなと笑って済ませていた。
このセリフも、今となってはうすら寒い悪しかじない。
私は頷いた。
「そうだな。俺みたいな取り柄のない男にはもったいない妻だ」
達也は満そうに頷いた。
「そうそう。おはただ馬馬みたいに働いて、彼女に楽をさせてやればいいんだよ」
達也は腕計をちらりと見てちがった。
「おっと悪い、俺はもうかないと。これから事な顧客と会でね。すごくわがままな客なんだけど、まあ、俺がなずけてるからさ」
ニヤリといやらしい笑みを浮かべ、達也はをていった。
残された私は、彼がみ残したビールを見つめた。