"結婚初夜の義父不倫と20年目の毒殺計画" 第18話
しかし私は切のを表にさず、ただ静かに伊達を見据えた。
主公の沈黙を貫いた。
りで鳴り散らすことも、絶望で泣き叫ぶこともしない。
まるで傍のでも見ろすような、私の絶対零度の線。
それが伊達のプライドをひどく傷つけたらしい。
伊達が鳴った。
「なんだその目は!まだ自分が勝っているとでもっているのか!状況が分かっていないようだな」
伊達がをくげた。
その瞬。
周囲を取り囲み、達也とさやかを連していたはずの武装の特殊部隊の隊員たちが、斉に振り返った。
そのにしたアサルトライフルの銃を、全て私の臓へと向けたのだ。
数個の赤いレーザーサイトのが、私の胸元に無数に交差する。
伊達は勝利を確信した。
「あはは!見ろ。こいつらは全員私の裏で飼い慣らした私の私兵だ。警察の内部にも私の息がかかったはほどいるんだよ」
劣な笑い声を夜空に響かせた。
伊達は言った。
「裏社会の半グレどもを従えていようが、国権力である警察の銃には勝てまい。おはここで狂乱して警官隊に襲いかかり射殺されたれな男としてぬんだ。さあ、にたくなければ私の靴を舐めて命乞いをしてみろ」
絶体絶命の窮。
しかし私は、胸元に集まる無数のレーザーサイトを見ろし、ふっとで笑った。
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私が言った。
「アナログな通信に頼りすぎだぞ、伊達」
伊達が聞き返す。
「何?」
私は言った。
「おが彼らに払っていた裏の座、俺の会社のシステムを経由せずにどうやってロンダリングできたとっていたんだ」
私が腕のスマートウォッチの画面を度、指で弾くようにタップした。
ピッ。
子音が鳴った次の瞬。
ザッ。
私に銃を向けていた数の特殊部隊員たちが、糸乱れぬきで踵を返した。
今度は全てのアサルトライフルの銃を、伊達警部へと向け直したのだ。
伊達は顔面を蒼にした。
「な、貴様ら何をしている!私の命令が聞けないのか!私がいくらを払ったとっている!」
狼狽えて叫んだそのである。
パトカーの列の方から、音もなく台の漆黒のセンチュリーが滑り込んできた。
最級の黒塗り公用だ。
運転が慌てて部座席のドアをけた。
そこからりてきたのは、胸に数え切れないほどの勲章の略綬をつけた、威厳に満ちた髪の老紳士だった。
そのな物の顔を見た瞬。
伊達警部は「ひっ!」とけない鳴をげた。
腰から砕け落ち、面にいつくばった。
警総監。
本の全警察組織の頂点に君臨する絶対トップ。
ののであるはずの彼が、なぜこんな夜の宅に自らを運んできたのか。
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伊達はガタガタと震え、必にすがりつこうとした。
「そ、総監!お助けください!こいつは危険な犯罪組織のボスで、私はそいつを逮捕しようと……」
しかし警総監は、元で喚く伊達を瞥だにしなかった。
まっすぐに私の目のまで歩み寄ってきた。
そして、伊達を含む全ての警察官が息をむ。
本の警察のトップである警総監は、私に向かってく直角にをげたのだ。
警総監は言った。
「お待たせいたしました、特務理事。警察内部のネズミの清掃、ただいま完いたしました」
面にいつくばったまま、伊達のから抜けな声が漏れた。
裏社会を牛る会であるだけではない。
国権力である警察のトップにすらをげさせる、私の衝撃の逆転の真実。
私はゆっくりと伊達警部を見ろした。
とどめの言葉を放った。
「おは20から、俺ののひらので踊らされていたんだよ、伊達」
伊達は顔を引き攣らせた。
「冗談じゃない!」
面にいつくばったまま、狂ったように笑いした。
パトカーの赤い回転灯が照らしすその顔は、プライドを々に砕かれたショックで醜く引き攣っている。
伊達は叫んだ。
「警総監殿、何をご乱されているのですか!こいつはただのしがない営業マンで、裏ではオタクのようにパソコンをいじり回しているだけの汚い般民ですよ!そんな底辺のゴミに向かって警察のトップであるあなたがをげるなど……!」