"結婚初夜の義父不倫と20年目の毒殺計画" 第20話
おが母さんを殺し、警察の権力を悪用して集めた50億円。俺が指先つかせばどうなるか見せてやろう」
私は画面の実ボタンを酷にタップした。
ピッ。
画面に表示されていた50億という数字が、ルーレットのように激しく回転し始めた。
そしてわずか数秒。
全ての座残がゼロという無慈な数字に変わった。
伊達は鳴をげた。
「あ、ああ、ああ……!」
私が告げた。
「おの全財産は、先ほど川が育った児童養護施設を始めとする全国の福祉団体へ全額寄付された。見事な慈善活だな、伊達元警部」
伊達はアスファルトを掻き毟り、狂ったように泣き叫んだ。
「俺の、俺のが!私の20の結晶が!」
権力も財産も信頼する部も、全てを失った男の末。
総監のい命令がった。
「連しろ」
特殊部隊の隊員たちが伊達の両脇を抱えげた。
錠を力くガチャンとかけた。
伊達は豚のように泣き喚きながら、パトカーに引きずり込まれていく。
「せ!私は警部だぞ!私はエリートなんだ!嫌だ、刑務所なんて嫌だ!」
私はその元に顔を寄せた。
神のようない声で囁いた。
「勘違いするな、伊達。おがくのは普通の刑務所じゃない」
伊達の顔が張る。
「ええ……?」
ピタリと泣き止んだ伊達の顔に、私はゆっくりと究極の絶望を告げた。
私が言った。
「おがこれから送られるのは、お自が冤罪で叩き込み、ぬほどおをんでいる凶悪犯たちだけが集められた図にない特別収容所だ。
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そこで、彼らのおもちゃとしてき獄をわうんだな」
伊達は絶望の鳴をげた。
「ひいぃぃ!嫌だ!それだけは、それだけは許してくれぇぇ!」
伊達の絶望の鳴が、のたい夜空にいつまでもいつまでも響き渡っていた。
事件から数。
警庁のく、般の警察官すらをらない特別脳防局の専用面会。
分い防弾ガラスで仕切られた無質な部。
錠とかせをはめられた達也とさやかが座らされていた。
数の取り調べでげっそりとやつれていたが、その瞳にはまだ見苦しいほどの傲さと執着がギラギラと燃え残っていた。
ガラスの向こう側に私が姿を現した。
達也は顔をげ、敵な笑みを浮かべた。
「はっ、わざわざ俺たちの負け惜しみを聞きに来たのか」
達也は錠をガチャガチャと鳴らしながら、を乗りして侮辱のセリフを吐き捨てた。
「ひろし、おが警察の偉いさんだかなんだからないが、俺の弁護士が言っていたぞ。今回の事件の主犯は全てあの伊達だ。俺たちは逆らえば殺すと脅されていたと主張すれば、せいぜい懲役は数で済むってな」
達也は続けた。
「俺はの回転がいエリートだからな。本の甘い法律なんていくらでも抜けがあるんだよ。数で所したら、また別のバカな持ちを騙して優雅にきてやる。
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おみたいな、女の抱き方もらないネクラな童貞オタクとはの価値もむ世界も違うんだよ、あはは」
その横で、さやかも美しい顔を醜く歪めて同調した。
「そうよ、私だって法廷で泣き崩れて全て男たちに無理やりやらされたって言えば、裁判官の男なんてイチコロだわ。刑務所に入ったって、この美貌ですぐに特別待遇よ」
さやかは私を嘲笑した。
「結局あんたは私に指本触れられなかった、ただのれなピエロなのよ。誰もせずに孤独にんでいきなさい」
自分の犯した罪のさも理解せず、本の法律の庇護ので助かると信じ込んでいる匹の愚かなネズミ。
私は彼らの劣な挑発に対し、表筋つかすことなく完全な主公の沈黙を貫いた。
ただ静かに傍の汚物を見ろすような、絶対零度の線を向けるだけ。
私のその余裕に満ちた沈黙が、逆に彼らのっぺらいプライドをチクチクと刺激していく。
達也が焦ったように鳴った。
「な、なんだよその目は!何か言い返してみろよ、能なしが!」
その瞬だった。
ガチャリ。
達也とさやかがいる側の分い鉄の扉がいた。
数名の屈な男たちが音も荒く踏み込んできた。
全員が本の警察官ではない。
真っ黒な戦闘にを包み、首筋には気なタトゥーが覗いている。