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「妹は足かせ」の婚約者と父の数千万円特許

「妹は足かせ」の婚約者と父の数千万円特許

浩一 完結 110

「お兄ちゃん、帰ろ」――結婚の挨拶で婚約者・み咲の豪邸を訪れた私・藤川誠は、看護師の妹・理沙が青ざめて立ち上がる姿を見た。相澤家が差し出したのは、結婚後の住居や生活費、子供の教育まで細かく縛り、援助の代わりに絶対服従を求める“契約書”。さらに両親を亡くした経歴や理沙の仕事まで見下され、私は婚約を見直す決意をする。ところが別れを告げた途端、相澤家の態度は一変。父・健造は「仕事に支障が出る」「妹の病院にも手を回せる」と脅し、実際に私の会社へ偽造クレームまで送り込んできた。だが、取引先への確認から文書の偽造が発覚し、会社の専務と顧問弁護士が全面的に私を守ると宣言する。大学時代の恩師や病院側にも協力者が現れ、金と権力で兄妹を引き離そうとした相澤家に対し、今度は証拠と法律で逃げ道を塞ぐ反撃が始まる――。

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