みかん小説
本棚
みかん小説 / 裡切られた / 母の尊厳を踏む家なら捨てます
母の尊厳を踏む家なら捨てます

母の尊厳を踏む家なら捨てます

煮え立つ出汁 完結 320

両家顔合わせの席で、母が早朝から手作りした水羊羹をナプキン越しに「臭いが移る」と突き返した義母。隣の夫は私の手首を強く締め上げ、「母さんに恥をかかせるな」と耳打ちした。さらに私の個人貯金三百万円が義実家の見栄のために勝手に狙われていることを知る。結婚式直前、式場の席次表を開いた私は、最愛の母を配膳口の横に追いやった婚約者一家に対し、静かに最後の反撃を始めた。

今すぐ読む