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五千万円の保険金を狙った実母と十三歳の孫のリュック

五千万円の保険金を狙った実母と十三歳の孫のリュック

小春の記録 完結 1447

最愛の一人息子・健一と嫁のゆみを突然の交通事故で失った私・和子。残された3人の孫を守ると誓った葬儀の席で、ゆみの母・幸子が真っ先に口にしたのは「遺産と賠償金」の話だった。4か月後、息子夫婦の家を訪れると、家電や宝石には手をつけず、通帳や権利書だけを探したように室内が荒らされていた。さらに鏡台の裏から見つかったICレコーダーには、実の娘を脅し、金と合鍵を要求する幸子の声が残されていた。しかも孫の直人は、母から託された通帳、保険証書、日記を密かに守り続けていたのだ。孫たちの財産まで奪おうと押しかける幸子親子に、私はもう屈しない。弁護士と証拠を揃え、亡き息子夫婦の無念を晴らす反撃を決意する。だが調査の中で判明したのは、生命保険の受取人が事故当日の朝に変更されていたという、あまりにも不気味な事実だった――。

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