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AIを信じて15億円を飛ばした男

AIを信じて15億円を飛ばした男

伊藤 隆 完結 138

着任初日から「職人は首だ」と豪語する新工場長・森田は、45年間金属加工一筋で「神の手」と呼ばれる67歳の職人・石川哲夫の命である手製工具一式を、監視カメラの前で200tのプレス機にかけて笑いながら押し潰し、足蹴にした。ダイワ航空工業との年間15億円の独占契約を支えてきた石川は、「高卒の契約社員崩れ」と侮辱され、不当に解雇される。 森田は「職人たちは自主的に辞めた」と役員会で嘘を繰り返すが、若手職人たちが密かに入手していた「監視カメラの音声付き映像データ」がスクリーンに映し出された瞬間、すべての嘘が粉砕される。売上の52%を失い、崩壊していく会社の最中、追い詰められた森田の前に会長が突きつけた「真実の裁き」とは――?

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