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十二年前、泥水に捨てられた私

十二年前、泥水に捨てられた私

夜明けの換気扇 完結 110

「男を産めない役立たず」と罵られ、豪雨の夜に塩を撒かれ叩き出された奈緒。生後間もない未熟児の娘を抱え、親友に夫を奪われた絶望の中で、早朝のビル清掃から再起を誓う。 しかし、過労で倒れたある男を介抱した日を境に、彼女の運命は静かに動き始める。 12年後、老舗の暖簾を失いかけた元夫の前に現れたのは、何億もの光を纏う絶世の貴婦人だった。見下されていた女が、すべてを覆す逆転劇が幕を開ける。

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